トミー・ワンダー ワンダライズド DVD (日本語字幕付)
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今は亡きマジック界の巨星、トミー・ワンダー。これは彼のレクチャーの貴重なライブビデオです。
彼のマジックは常に観客の3手先を読み、テクニックはもちろん、仕掛け、構成、ジェスチャーにいたるまで全て考え抜かれた動きで演じられていたと言います。解説されるマジックの方法だけでなく、同時に語られるマジックの哲学や深い考察にも大変な価値があると思います。
【収録内容】
■指輪と時計と財布
トミー・ワンダーの代名詞的マジック。スリの被害にあった時の話をしながら、財布からお札を取り出し、指輪を外し、腕時計を外して、封筒の中に入れますが、この3品を入れたばかりの封筒が一瞬でからになります。そして、次の瞬間、財布の中にはお札が戻り、指には指輪が、腕には腕時計がはめられています!この方法のロジックはマジシャンたるものかくあれかしと思うほどの明快さ。必見のクライマックス。これぞプロのマジックです。
■トーン&レストアード・カード
目の前で破ったカードが元に戻ります。巧妙な手順とは裏腹に、大切な事は「マジシャンを身近な存在として観客に印象づける演出」という持論を解説。ユーモアのあるラストが場をなごませ、マジシャンと観客の心の距離を近づけるマジックです。
■ライター・トゥ・マッチ
マジックをどうやって始めたら良いでしょう?「マジックを見たいですか?」ではちょっと・・・これは自然にマジックを始めたい時に最適な1つの方法で、このマジックを始めるだけで自然に観客の注目を集める事ができます。そして、このマジックを見た観客はおそらく、「もっと見せて!」と言ってくれると思います。
■カード・トゥ・カードケース
ステージアクトのオープニング向けカードマジック。ケースから出したカードと、ケースが何度も入れ替わります。ユーモアに溢れた演出と解説で「演出意図+感情+葛藤+技術=インパクトのある本物のマジック」という公式を説明。全く同じ手順のマジックでも、演出によってこれほど効果が変わるという事実は多くのマジシャンの参考になるでしょう。
■サインドカード・トゥ・ボックス
トミー・ワンダーがアンビシャス・カードのクライマックスに演じる有名なマジック。初めからテーブルに置いておいた小箱の中から、観客のサインしたカードが出てきます。カードを密かに一瞬で8つ折りにするマーキュリー・フォールドも詳細に解説。観客の視線を巧妙にずらすタイミングとリラックスのさせ方は、マジシャンであれば必ずマスターしたい技術です。
■スクイーズ
レギュラーサイズのデックが小さくなってミニサイズのケースに入るマジック。カードが縮みながら入っている途中が見えます!
■シュリンキング・ファン
ファンに広げたカードが、怪しい動きやカバーも無しにどんどん小さくなって、最後には消えてしまいます!
トミー・ワンダー ワンダライズド DVD (日本語字幕付) 5,970円